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第48話 ページ21

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ハゴロモ「インドラ!その目は…Aはどうした!?もしや」



父上の言葉を遮って兄さんは言った。



インドラ「Aは殺していない…今は眠らせているだけだ」


つまりAに何かした事は確かって事だ…



ハゴロモ「インドラ…そこまで堕ちたか」



アシュラ「もうやめてください!俺は兄さんとは戦いたくない!」


インドラ「ほう俺と戦うだと?随分と偉くなったなアシュラ、お前が俺の相手になると思っているのか!?」



そう言って攻撃するのを俺は父上に授かった力で受け止めた。



インドラ「少しはできるようになったか…だがその程度では私には勝てん!」


そう言う兄さんは紫色に輝く化身のようなものを進化させる、その威圧感に圧倒されてしまう。



何をしても攻撃は弾き返されもう為す術もない…




そんな時俺は新たな力を手に入れた…それこそが父上と同じ六道の力。



ハゴロモ「アシュラ、チャクラとは多くの人の心を繋ぐ絆の力だ」



そう言う父上に振り返る、いつの間にか不思議な場所に俺は立っていた。



俺の周りには皆がいて、俺は何だかそんな皆に力を貰った気がした。



その先で後ろ姿のAが見えた気がした。



振り返ったAが言う。




貴女「インドラをよろしくね…アシュラ」



微笑んでは消えるAの姿…俺は歯を食いしばった。




アシュラ「感じるよ…皆の、力を!」



俺は両手を叩いた、途端に出現する大きな観音像。



アシュラ「兄さん!!」


インドラ「ぐっ、アシュラ!」



互いに全力でぶつかり合う。




アシュラ「これが…絆の力だ!!」




そうして兄さんは俺達に敗れた…ボロボロになった兄さんに駆け寄る。




インドラ「寄るな!!」



思わず立ち止まると兄さんはふらつく足取りで立ち上がり自分の腕を抑えて言った。




インドラ「アシュラ…俺は忍宗を…



お前を決して認めぬ!!」




そうして兄さんは俺の前から姿を消してしまった…



アシュラ「兄さん…」

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設定タグ:NARUTO疾風伝 , 大筒木インドラ , 大筒木アシュラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:わん | 作成日時:2022年9月29日 18時

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