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第29話 ページ2

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あれから兄さんもAも変わってしまって兄さんは顔を合わせても話さないし、
Aはそもそも会わないしで心配になるけど、どうやら女官の人から色んな事を教わっているんだと知って安心した。




俺は一人川辺で空を見上げて寝そべっていた。


随分変わってしまったな…なんて思っているとタイゾウが来た。


どうやら森の木を一部伐採して欲しいらしい、畑までの近道に切通があった方がお袋さんも楽だろうとの事で俺は引き受けた。



しかし暫くしてタイゾウが処罰を受けると聞いて慌てて戻るとそこには兄さんと父上がいた。



縄で縛られたタイゾウを見て何事かと思えばどうやらお袋さんのための薬が必要だったらしく伐採した木を売ったらしい…


アシュラ「どうして本当の事を言わなかったんだ」


と聞くと忍宗の事を良く思わないお袋さんの事を黙っていたかったかららしく俺は何も言い返せなかった…



兄さんは樹木を伐採した俺を罪に問わずタイゾウだけを罰する事に決めた。


兄さんのやり過ぎた罰を父上も「やり過ぎでは無いか」と言ってくれたものの、

インドラ「わかっています父上、ですが罪には罰となる力を毅然と示さねばなりません
それが新たな罪の抑止力となります」

と曲げることはなかった。


そうしてタイゾウは少し離れた牢屋へと連行されてしまった、俺はこの時はどうする事も出来なくただただその姿を見送る事しか出来なかった。

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設定タグ:NARUTO疾風伝 , 大筒木インドラ , 大筒木アシュラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:わん | 作成日時:2022年9月29日 18時

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