誠実に、女の子を辞めたいです (ページ14)

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佐久早聖臣【同級生】ページ14

朝、なんだかいつもよりだるい体を起こしてベットから出る

、、、と

真っ白なはずのシーツは一部が赤く染まっていた

しかもその近くには潔癖症の彼

待って、寝返りするな

『おみっ！！』

佐「..なんだよ？」

『ヾ(･ω･ *)そこ』

佐「あぁ、とりあえずトイレ行けば？

Aは着替えた方がいいでしょ」

『うん。ごめんね、起こして』

佐「別に、このくらい...」

こんなこと初めてだからびっくり

おみにも悪いことしちゃった、、

早く戻って片付けない

と、、

『あれ、おみシーツは？』

佐「洗濯機で洗ってるけど？」

『！？

あの潔癖性のおみが！？洗ってくれたの！？』

佐「いや、洗ってるのは洗濯機」

『いやそうだけどってそこじゃない！！』

佐「なに、そんなに驚くことじゃないでしょ

彼女なんだからさ、これくらい当たりまえ」

『おみ"ぃ〜〜〜😭』

佐「汚い、鼻かんで」

ほら、ティッシュとか言って渡してくるけど

気づいてないんだろうな、その顔がすっごく優しいことに

『はーい🤧』

佐「ほら⊂(´・ω・｀)⊃ﾊﾞｯ」

『.*･ﾟ(*º∀º*).ﾟ･*.』ｷﾞｭｰ

男の子になった方が楽なんだと思うし

なりたいと思ったことは数え切れない

でもね、おみの隣にずっといるのは私が女の子だからだと思うんだ

こんな顔も"私"が"私"じゃなかったら見せてくれなかったかも

なんて、それは考えすぎかな？