桜井くんとネット恋愛してみませんか？【黒子のバスケ】

01*特攻隊長さん ページ1

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『すごかったね、和成！』

「まー、うちにはエース様がいるからよ！」



幼馴染の和成の試合を見に行っていた私。


見に来いよ！なんて言われたから、見に行ったけども……




「あれ、Aじゃん。なんで秀徳の応援なんかしてんだよ」

『げ、青峰』


東京だから、もちろん桐皇もいる訳で。


ばれないようにしていたつもりだったのに、簡単にばれてしまった。




「お前桐皇なんだから、一応こっち応援しろよ」

『あ、うん一応ね』


本当秀徳にすればよかったなって後悔してる。


だって隠れずに応援できるじゃん。



「今日一緒に帰ろうぜー！」

『いいよー』



待ってろよ！そう言って、控室に戻っていく和成。


それを見た青峰が一言、



「え？何お前ら付き合ってんの？」

『んなわけないでしょ』



別に私は和成の事、恋愛対象として見てないし。


頼もしい幼馴染ってだけで。




それに、


『和成、彼女いるから』



ネットで出会ったらしい彼女。


なんともうさんくさい関係だなと思ったけど、どうやら同じ学校みたいで。




『じゃあ、また明日』


後ろを向いて歩こうとしたら、誰かとぶつかって。




「Aさん！？スイマセン！前見てなかったんです！」


あ、この声と謝り癖は……




『桜井くん？』

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