２月と言ったら ページ28
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何事もなく冬休みが終わり。 一月の後半は、大学の下調べや実際に訪れるなど...。
忙しすぎて、智といちゃいちゃできてない。
もう、あの約束はあるようでないものだ。
雅「勉強がやばい！」
あ「どうした急に。笑」
雅「由紀と同じ大学行きたいんだけど、あいつ頭良すぎ！」
もうー、だめ！って言いながら頭を抱える相葉くん。
くすくす笑っていると。
由「もう、せっかく人が勉強教えてあげてるのに。」
頭が良すぎる彼女さん登場。
あ「もっと優しい教え方してあげれば？」
由「そんなんじゃ、雅紀は浪人しちゃうよ」
あ「...」
想像以上に相葉くんはおばかみたいです。
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由「じゃあ雅紀」
雅「なあに？」
由「今度の模試で最高順位出したら、チョコあげる」
雅「まじ！？」
由「まじまじ」
おおおお！！ 驚くほど相葉くんのやる気が。
由「他人事じゃないからねA。」
あ「？？」
由「もう２月だよ？ バレンタインでしょ！！」
あ「ああ！！そういうことか！！」
道理で女子がきゃぴきゃぴしてて、男子がそわそわしてるわけだ。
由「彼氏にあげるんでしょ？ 手作りでしょ？」
あ「あー。うん」
実は。私料理というのが全くダメで。
絶体絶命です！！
由「簡単で美味しいチョコの作り方教えてあげるー！」
あ「ほんと！？」
由「料理できないんでしょー？」
すごい。 表情だけで、思ってること当てちゃってる。
あ「お願いします！」
深々と頭を下げる私を見て一言。
由「ただし、勉強教えてね」
条件付きでした。
あ「お安い御用であります！」
由「雅紀もね♪」
雅「ほんと？やったー！！」
重荷が....。
由「顔！笑」
雅「ちょ、ひどくない？」
あ「ついつい」
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ということで、２月も忙しくなりそうです。
材料多めに買っとこ。
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作者名：かな | 作成日時：2014年9月15日 18時
