full moon 7

284月「ネーミングセンスじゃねーか!!」 ページ10

始「…
ッチ…
ふん…!!」
恋「ふぅぅぅ…(泣)
絶対頭が歪んでるよぉ…」
駆「恋って
服装とか髪型とかは
すっごいオシャレで
センスがあるのに
ネーミングセンスに
関してだけは
絶望的な人だったんだね…」
恋「なんだよなんだよ
じゃぁ駆
お前はどんな名前を
推してんだよ」
駆「俺？
俺こそ普通だよ
【カレンダー】」
恋「直球すぎるわ!!!!」
駆「【月面】」
恋「【月☆メン】と
ほぼ同じな上に
やっぱり直球!!」
駆「わかったよぉ〜
じゃぁ…
ちょっとひねって…
月の音読みで【ゲッツ】」
恋「お前だって
ほぼ同じ
ネーミングセンスじゃねーか!!」

ぎゃぁぎゃぁ
いい合いを始める二人




始「はぁ…」
新「あの漫才コンビは
とりあえず置いておきましょう
話がまったく進まない上に
この先待っても
いい案が出てくるとは思えません」
春「新から…
珍しく健設的な意見がでた…」
葵「そ、それじゃぁ
具体的にどおいう方法で
決めましょうか？
勝ち残った人っていわれても
何の勝負をするのか
実は聞いてないんですよ…」




結局
腕相撲とかじゃんけんとか
勝負の方法は色々出たんだけど
最後は…
運を天に任せてみるのも
面白いかもって…
恋が言い出して
あみだくじになりました


その結果
決定したのは
始さんが推してた
【Six Gravity】


…うん
決まってみれば
しっくりくるよね…

スケールが大きい名前で
これから活動の幅を
広げていこうって
俺たちにピッタリだと思いました






葵「ん…？
こんな所に
一枚はがきが
残って…え？」


はがきにあった名前は
【Procellarum】

スタッフの人に
これは半年後にデビューする
兄弟ユニットの名前に
決まったって言われました



へぇ〜…
兄弟ユニットなんてあったんだ…


その…【Procellarum】が
半年後俺たちの前に
ライバルとして
登場することになったのは
また別の話…

ひとまずこの場では
Six Gravityを
これからもどうぞよろしく！



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