第七夜 ページ8
アラジンside
2「ちょっと前まで、うちの盗賊団の下っ端だったのさ。」
1「行き倒れたフリをして
僕は思い出していた…以前優しいお姉さんが言っていた事を…。
“サアサ「盗賊の中には、行き倒れたふりをして
まさに、優しくないお姉さんの事を言ってるようだった。
青ざめた表情をしていた。
ライラ「………違うんだよ。確かに、昔は悪さしてたよ……けど“友達”が出来て変わったんだよ…もう演技じゃないんだよ…嘘つかずに生きようって決めたんだよ…」
続けようとしたお姉さんに、長のおじさんは手を出し止めた。
長「ライラ、お前の言う事は信用出来ない。」
おじさんは強くお姉さんを突き放した。
お姉さんは、この世の終わりの様な表情で
彼らは、お姉さんの言葉を信じずにそのまま3番路へと去っていった。
アドリアに一言ずつ挨拶を終えてから…。
アラジン「お姉さん、皆が3番路に。」
お姉さんは、その場に座り込んで少し時間が経った。
アラジン「“友達”を助けなきゃ…」
ライラ「友達かぁ…勘違いだったよ。思い出したんだ。私が正体をバラせば仲良しの演技は終わり。何度もあった事だ。まぁ、あの子も今までのカモと同じだったって事かな…」
立ち上がるライラに僕は真っ直ぐな瞳で。
アラジン「本気で言ってるの?」
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★中2病★ - 面白いです!最近更新する人少いので嬉しいです!更新待ってます! (2020年9月16日 15時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜姫 | 作成日時:2020年6月8日 17時