検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:2,227 hit

第七夜 ページ8

アラジンside





2「ちょっと前まで、うちの盗賊団の下っ端だったのさ。」
1「行き倒れたフリをして隊商(キャラバン)に潜り込み、道案内をしてのフリをしてアジトまで先導する…」


僕は思い出していた…以前優しいお姉さんが言っていた事を…。


“サアサ「盗賊の中には、行き倒れたふりをして隊商(キャラバン)に潜り込む人がいるみたいで。」”


まさに、優しくないお姉さんの事を言ってるようだった。

隊商(キャラバン)のみんなも…。
青ざめた表情をしていた。

ライラ「………違うんだよ。確かに、昔は悪さしてたよ……けど“友達”が出来て変わったんだよ…もう演技じゃないんだよ…嘘つかずに生きようって決めたんだよ…」


続けようとしたお姉さんに、長のおじさんは手を出し止めた。

長「ライラ、お前の言う事は信用出来ない。」

おじさんは強くお姉さんを突き放した。
お姉さんは、この世の終わりの様な表情で隊商(キャラバン)を見送った。

彼らは、お姉さんの言葉を信じずにそのまま3番路へと去っていった。

アドリアに一言ずつ挨拶を終えてから…。








アラジン「お姉さん、皆が3番路に。」


お姉さんは、その場に座り込んで少し時間が経った。


アラジン「“友達”を助けなきゃ…」

ライラ「友達かぁ…勘違いだったよ。思い出したんだ。私が正体をバラせば仲良しの演技は終わり。何度もあった事だ。まぁ、あの子も今までのカモと同じだったって事かな…」

立ち上がるライラに僕は真っ直ぐな瞳で。

アラジン「本気で言ってるの?」

第八夜→←第六夜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:マギ , アラジン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

★中2病★ - 面白いです!最近更新する人少いので嬉しいです!更新待ってます! (2020年9月16日 15時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜姫 | 作成日時:2020年6月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。