第五夜 ページ6
ライラside
この餓鬼!隙きを見せればすぐサアサの布団に入りたがる!
って、アドリアはもう寝たし…!?
ライラ「いいか!サアサには二度と手ェ出すなよ!……サアサは、私の“大切な友達”なんだ。」
アラジン「お姉さんの友達…」
ライラ「…あぁ、砂漠で生き倒れてた私を助けてくれた、親切にしてくれた。でもって、初めてできた友達って呼べる相手だ。…だから、そいつと
アラジン「へぇ、そっか。」
サアサ「ふふ、ありがとう…」
ライラ「サアサ、起きてたのかよ。かっこ悪いところを聞かれちまったな…」
サアサ「聞かなくたって分かってるわ。ライラはとても優しいね。」
ライラ「そ、そんな事ないよ。」
サアサ「正義感牙あって仲間思いで、」
ライラ「そんな事ないよ。」
サアサ「照れてもダメよ。一番仲良しだもの!なんでも分かってるわ!」
ライラ「……」
サアサ「さぁ、もう寝よう。」
ライラ「そうだな…。」
アラジン「じゃ、お姉さんの胸で…!」
ライラ「アンタは私とだ!」
捕まえては、今度こそ行かないように縛り付けて眠った…。
いや、すぐには眠れなかった。
だって、あの言葉…。
“サアサ「一番仲良しだもの!なんでも分かってるわ!」”
心に後悔と自責の棘が刺さって抜けない。
もしもアイツらに見つかったら…此処にはいられない!
いつの間にか眠りに着いて朝を迎えていた。
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★中2病★ - 面白いです!最近更新する人少いので嬉しいです!更新待ってます! (2020年9月16日 15時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜姫 | 作成日時:2020年6月8日 17時