紅の瞬身使い2nd (ページ19)

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episode59 ページ19

アンコside

かつてあの人の教え子である私は、奴を葬る覚悟でいた。

だけど…勝てない！
悔しい…！

そんな時に、目の前に降り立ったのが…Aだ。

Aは、苦無を向けたまま睨み付けてる状況。

会わせたくなかったのに…畜生！

『悪いけど、仲間のピンチだから…でしゃばった。再会早々に攻撃なんて…上司のする事？』

「そっちが先に仕掛けたのよ…Aちゃん。」

ｱﾝｺ「なっ！」

『何故、私の名前を知ってんのよ…大蛇丸！！』

かつての上司…大蛇丸。
木の葉の忍びの抜け忍。

現在、S級クラスの犯罪者…それが奴だ。

大蛇丸「ねぇ、貴方の悲しみ…調べたいんだけど…。」

『なんの事…っ！…まさか、大蛇丸の差し金だったの！？』

大蛇丸「ええ、ずっと欲しかったのよ…ナルトくんを手に入れる前に、貴方と…サスケくんをね。」

『…サスケには、指一本触れさせない！！』

大蛇丸「…彼にもう挨拶は済ませているわ。」

『っ！…じゃあ、ナルトも！』

大蛇丸「ちゃんと封印したから…安心して。」

『くっ！…ナルトにもサスケにも…これ以上関わるな！』

ｱﾝｺ「A、待て！…くっ！…挑発に乗っちゃ…」

大蛇丸「…ふふ、貴方は来るわ。イタチの元に。…そして、絶望する事ね。…その力の為にも。」

そう言って、大蛇丸は言えていった。

奴の最後の言葉…一体？

『心配だから、見に行く。…試験だから手は出さないよ。…大丈夫。』

真剣な表情のまま、Aは遠くの木にジャンプした。