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episode22 ページ22

カカシside




三代目に言われて探しながらAを探した。



あいつ…何処行った?




『…さっきから何よ!利用できるとか?はっきり答えなさい!!』



Aの声が聞こえた。
行ってみると数人の忍びが…。



カカシ「(あれは音隠れの連中か。…Aに何のようだ?)」



『じゃあ、聞かない。里に帰ってお前達の事を話す。』



「いえ、返しませんよ。…貴女の悲しみを利用するまでは!」



襲いやがった。
相手にしてるが一対多数。不利だ。



Aも言ってるが、悲しみの利用とは…一体なんだ?


しかも、知りたがってる奴がいると…誰なんだ?





だが、Aが敵に囲まれた。
迷ってる暇ない!…仲間を…失いたくない!




『しまった!!』



カカシ「A!!」




俺は写輪眼を出し、Aの前に出て火遁を出した。



カカシ「A、無事か?」



俺は心配してるのに…Aは涙を流していた。



『カカシ…』


きっと気を張っていたのだろう。
背負いやすいタイプだからな…。



カカシ「遅くなったな…もう大丈夫だから…俺が絶対に守ってやる。」



その言葉は抱きしめながら耳元で囁いた。
って、ヤバイ…やってしまった。



焦る俺をAは赤くした頬で見つめた。
あれ?この感じ…もしかして?



『は、離れて!…一応、礼だけは言うよ。ありがとう…。』



可愛い…。




「新手ですか…いつもなら一人での任務と確認していたのですが…引きましょう。散!!」



音隠れの奴等帰っていった…。



カカシ「なんなんだ?一体?」



『まるで、人に興味をもった奴が私の悲しみを利用しようとしてるみたいな目をしてた…あれは怖い…。』



カカシ「そう…とにかく、戻ろう。あと無茶な任務は止めなさい。」


『カカシはお母さんじゃないから聞かないもん!』



なんでか、切なくなった俺だった。

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設定タグ:NARUTO-ナルト- , はたけカカシ , うちはイタチ   
作品ジャンル:アニメ
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ミルク - 作品を読んで感動しました!作品を参考してよろしいですか?? (2020年11月9日 15時) (レス) id: ae29243760 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜姫 | 作成日時:2019年2月16日 20時

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