紅の瞬身使い (ページ21)

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episode21 ページ21

Aside

風が荒い…か。

この任務を受けて2年…狙ってくる輩が居てもおかしくない…。

パパ…ママ…。
やっぱり、悲しいよ。二人が居ないなんて…。

でも、ナルトが平和に暮らせる日々が私にとって幸せ…。

味方だから…。

『出てきたら？』

すると忍びが何人か出てきた。
額当てを見る限り…音隠れ？

『音隠れが何のよう？』

「…閃光の娘、Aだな。」

『それが何？』

「我らの革命に協力しろ。」

『はぁ？断る！…って、拐う気満々ね。』

「貴女の悲しみは深い。それを利用できる。」

『…さっきから何よ！利用できるとか？はっきり答えなさい！！』

「…それは、拐ってくださいと言うことになるな。」

『…つまり、里に知られたくない…そうゆうこと？』

黙ってるってことは当たりのようね。
これだけ探して居ないんだ…たぶんこいつらの罠だったってことか。

『じゃあ、聞かない。里に帰ってお前達の事を話す。』

「いえ、返しませんよ。…貴女の悲しみを利用するまでは！」

音隠れの連中は私に向かって飛び付いてきた。
私はすぐ様避けた。

『悲しみの利用？一体なんなの！！』

「失うと人は苦しみ悲しむ…それを知りたがっている。」

『誰が！』

「…まだ言えない。」

内緒って…よっぽど見つからない自信がある奴って事だね。

それを考えてたからか、後ろに音隠れが一人。
逃げようとしても周りに囲まれてしまった。

『しまった！！』

ｶｶｼ「A！！」

助けに来てくれたのは、上忍のカカシだった。