紅の瞬身使い (ページ13)

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episode13 ページ13

Aside

ｶｶｼ「A、無理に笑うなよ。」

『え？』

ｶｶｼ「知ってるんだ。クラスで一人の時とかあるし…まだみんなと馴染めてないんだろ？」

『それは…』

ｶｶｼ「…A、まだオビトとリンを気にしてくれているのか？」

『…そうじゃない。』

ｶｶｼ「…じゃあ、一体…？」

『カカシの事、ずっと考えてたの！！あの日、暗部に行った時からずっと！！…カカシがいない世界はやだ！！』

ｶｶｼ「…それって、愛の告白？」

『…友達の告白！』

ｶｶｼ「…まだ子供か…でも、ありがとう。一人でも思ってくれてるって思うと…気持ちが軽くなった。…俺は気にしてたんだ。二人の死を。俺が未熟なばかりに…危険に合わせ、且つ死なせた。…仕方ないで片したくない。」

カカシの想いを知った私。
ただ隣に座って静かに話を聞くことしか出来なかった。

翌日もアカデミー。

『行ってきます！』

私、あの日から少し大人になった気がする。
オビトとリンが死んで、悲しくて…辛くて。

けど、これが忍びの世界。
私も身を投じるんだ。覚悟しなきゃ！

覚悟を胸に刻み、アカデミーへの道を進んだ。