紅の瞬身使い

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NO SIDE


ｸｼﾅ「この子はA。私と同じ紅い髪だってばね。」



ﾐﾅﾄ「あぁ。可愛く育ってほしいな。」




両親は願っていた。
良き運命に恵まれることを。



Aが生まれ順風満帆の二人。






そんなある日、Aが1才で初めて喋った言葉は…




『…んマァ…んパァ…』



ｸｼﾅ「え？…Aが喋った？」


ﾐﾅﾄ「ただいまー。…クシナ？」


『んパァ…』


ｸｼﾅ「ミナト！！早く！Aが！！」



ﾐﾅﾄ「え？Aがどうしたの？！」



ミナトは急いで玄関からリビングへ行くと、



『…んパァ…んマァ…！』



ﾐﾅﾄ「…え？イマナンテ？！」


ｸｼﾅ「Aが喋ったってばね！！」


ﾐﾅﾄ「…A！パパは嬉しい！」


ｸｼﾅ「ママもだってばね！！」



二人は力強く抱き締めた。





Aはスクスクと成長して3才となった。

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