記憶の嘘【サボ】 (ページ30)

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麦わらページ30

ルフィside

アラバスタに向かっているメリー号。
その途中の話だ。

「サンジ、飯はまだかァ？」

「さっきてめぇーは食っただろうが！！」

サンジはナミに飲み物をあげてた。
ずりぃ……

「…さ、ビビちゃんも。」

「あ、ありがとう。」

新しく仲間になったどっかの国の王女のビビ！
他にも仲間はいるけど、テキトーに説明してくな！

「「テキトーに説明すんなー！！」」

あ、今つっこんだのがウソップとチョッパーな！

「だから！！」「テキトーに説明されたぞ…」

「うっせーな。静かに自主トレさせてもくれねーのか？」

あ、こいつがゾロな！…方向音痴が重症だな！

「てめぇ、斬られてーか！！」

「ルフィに説明させるのがそもそも間違いだ。」

「ま、こうなる事は予想してたけど。」ｲﾗｯ

「…みんな、慣れてるわね？」

「テキトーだけど、やる時はやるから安心して。」

「…ナミさん…はい！」

「おーい、小舟が見えてきたぞ！」

「ウソップ！海賊旗ある？」

「………んや、只の小舟みてーだ！」

「なら、避けてあげなきゃ。小舟が此処にぶつかったら海に落ちちゃうし…みんな、帆を貼って！チョッパーは操舵！」

「任せとけ！」「ナミさんのためならするよ～」

無事に避けたけど…なんだか俺は、気になってしょうがなかった。