第64話 籠った ページ26
夕食を食べて、少しだけ夜練の指導をして俺はすぐに防音室に籠った
ただただ無心で弾き続けるだけ
今回の楽器はヴァイオリンだった
知っている曲、自分の曲、いろんな種類の曲を弾いた
でも………響きがいつもと違う
今の響きは悲しさ、愛しさ、喜び、寂しさ、諦め
そんなものがにじみ出ている
きっと、俺の顔からも
俺の音色を聴きこんだ人にはバレてしまうんだろうな
俺が音色に込めた想いに
けれどここでなら誰にも聞かれない
俺の防音室なら
誰もそう来たりしないから
けれど
期待は………裏切られることになる
3回のノックの音
少し聞かれてしまったかもしれない
思いがけない訪問者に
「………お話したいことがあるんです」
その声は俺が聞きたくて
けれど今は聞きたくなかった声
「………いいよ……入っておいでツキくん」
ヴァイオリンを片付けてそう答えた
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お久しぶりです！短くてスンマセン！！
テストも終わり、ちょっとしたごたごたも片付いたのでこれからちょくちょく更新はしたいと思いますのでよろしくお願いします！
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はにゃはにゃ - 鈍感ツッキーと、ワケ有り主… ほぅ……めっちゃええやんけ…応援してますです！ふぁいとぉ〜♪ (5月5日 16時) (
レス) @page14 id: 5fa05c04a7 (このIDを非表示/違反報告)
琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います！ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします！ こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました！皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです！ (2017年12月15日 22時) (レス) id: 21f6e7f93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉翔 | 作成日時：2017年9月7日 18時
