紅と白と黒 ページ10
周りは1面中血液で紅く染まり、死んでしまったであろうマフィアの者達の足元には血液で染められた薔薇
所々から白色が見えるので白薔薇だったと云う事が容易に想像出来た
……その中でまだ1輪純白の薔薇を持つ者が居た
名は芥川龍之介、倒れているマフィア達の上司であり太宰や敦の敵でも有る
アリスはまるで空が地面の様にごく自然に立って芥川と応戦している
芥川の足元には純白の薔薇、針の様に長く鋭い薔薇の棘が芥川に巻き付こうとしているのを、羅生門が喰らっている様だ
「はい、アリスちゃんも芥川くんも一寸待とうか?」
否、と答えられないように中々強めの殺気を放った筈なのだが、アリスは構わず攻撃を続ける
仕方ないと思い乍太宰は異能力を発動し、アリスは気絶し、ボロボロに成った芥川は報告をしにマフィアへと戻って行った
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「……敦君、私は或る重要な事に気づいてしまったようだよ」
「え、な、何ですか?」
「アリスちゃんは…男の子みたいだ…」
「……え、ええ!?」
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コックリさん - とっても、良かったです!更新頑張ってください! (2016年5月31日 19時) (レス) id: 5dd1f35af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2016年5月18日 17時