【おそ松さん】天の弱 (ページ41)

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素直に23 ページ41

あの後、カラ松兄さんや十四松兄さん、トド松兄さんの泣いていた3人も暫くしてから離れてくれた。

その時にはチョロ松兄さんと同じように怒ることなく寧ろ誤ってくれて...私はお礼を返した。

そこまでは良かったけど...

『...おそ松兄さん、そろそろ離れない...?』

おそ松「.......」

何回もこうやって言ってるのに無言で絶対に離れないおそ松兄さん。

何これ、さっきまで嬉しかったのに何か微妙になってきたかも...

カラ松「兄貴は何だかんだ一番心配していたからな。許してやってくれ」

何故かかっこつけないで素で説明してくれたカラ松兄さん。

や、普通だったらこっちがあってるんだよね。

私の感覚が間違ってるのかな...?

て、呑気に考えてないで何とかしなくちゃ。

十四松「あっはは、おそ松兄さん甘えん坊?!!」

トド松「そうだよ、十四松兄さん。まるで弟だよね～」

おそ松「...うっせ」

珍しく本気で拗ねているっていうか、長男らしくないおそ松兄さん
何だかちょっと可愛いかも。

『...いいよ、もう少しならこのままで。でも色々話があるし居なくならないから、ね?』

私はおそ松兄さんの頭を撫でながら諭すように話す

おそ松「...ん」

おそ松兄さんは短く返事をして頷く。

周りを見ると呆れた顔をした兄さん達

一松「あ」

その中でも一松兄さんが何か思い出したのか声を出す。

チョロ松「どうかした?」

一松「...俺だけ抱き着いてない」

トド松「そんなこと?!」

トド松兄さんのツッコミに対して「だって...」と困った様子でいる一松兄さん。

『一松兄さんは後でね』

一松「分かった」

私の言葉に少しだけ嬉しそうな顔をする。

あぁ...凄く嬉しくて楽しい