【おそ松さん】天の弱

素直に18 ページ35

おそ松side









俺には分かる今誰がAの所に行くのが一番いいのか。


だって長男様だもんな、こういう時くらい能力発揮させねえと。


でもそれは、少なくとも俺じゃない...。







おそ松「そうだな...一松が行くしかないっしょ」


一松「え、俺?!な...何で」






俺が名前を呼ぶと一松はいついなく声を張り上げて驚いていた。


他の弟達は納得しているのかしていないのか分からないがとにかく黙って俺の返事を待ってる。







おそ松「だってお前しかいねえじゃん。お前は俺達とAの声と気持ちを直接聞いて知ってる。残念だけど俺達の中ではそういうのお前しかいねえんだもん」


一松「そ、そうだけど...」





一松は口下手だ。


いくら気持ちを知っていても相手に伝えるのが不安なんだろう。







カラ松「いいじゃないか...行けよmy brother」


チョロ松「僕達に言ったみたいにAに僕達の気持ちを伝えてきてよ」


トド松「まさにおそ松兄さんの言う通りだしね〜」


十四松「行ってらっしゃい!!」







皆が優しい笑顔で一松を見る。






一松「...仕方ないな...」






ははっ、こういう所ってAと似てるよな。






おそ松「頼んだぞ!!」





俺は優しく一松の背中を押した。

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