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あんずside
「じゃあ、さっさと行きましょう!私の可愛いあなたの名前があんな自己中男と一緒にいるなんて耐えられないわ!!」
あなたの名前の家に着くと、あなたの名前のお母さんはインターホンを押さずに、持っていた鍵を門の鍵穴に差し込む。
「ふふ、私がもう立ち寄らないと思って鍵を変えてなかったみたいね。……ラッキー♪」
ウキウキで家に入っていくあなたの名前のお母さんについて玄関に入ると、目の前に映画やドラマの洋館にあるような立派な階段があった。
(あなたの名前って、もしかしなくてもお嬢様……?)
その舞台セットのような内装に見惚れていると、一階の左側の廊下のほうからあなたの名前の声が聞こえてきた。
『あ……られる…のも………もううんざり……!!』
はっきりとした声が聞こえたと思ったら、左側の廊下からあなたの名前が飛び出てくる。
あなたの名前はこっちを一瞬向いたけど、すぐに顔を逸らして階段を駆け上がっていった。
「……とりあえず3人にはあなたの名前のことお願いしていいかしら?凛月くんはあなたの名前の部屋わかるわよね?」
「うん。ま〜くん、あんず、こっち。」
凛月くんについて、階段を2階分上がる。
3階に上がると、1階と同じように廊下が分かれている。
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雪月詠 - 今までありがとうございました! (2022年7月22日 18時) (レス) @page50 id: ec1ca7135a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪月詠 | 作成日時:2022年5月2日 23時