new world ページ39
「なんでよーーっ！
しょーちゃんおれたちびりっけつじゃん！」
「そうだな。
朝が弱い松潤にも負けたなんてショックだな。」
「あー、俺はさ、
朝ランニングしてたら
ファンの子たちがすでにいっぱいいたから
そのままインしたんだ。」
「えー、おれたちだって朝ランニングしたのに。」
「雅紀。
確かに俺たちも朝ランニングしてきた。
だが俺たちの家はここから離れてるからな。
ランニング中に会場の様子はわからねぇ。」
「そんなに離れてないもん。
天界の千葉は。」
「距離はいっしょだ。
ただバイクだろうが何だろうが
飛ぶように早いから距離を感じないだけだ。
智くんなんて
海外に住んでるけど朝家を出たんだろ？」
「うん。
暗いうちに出て船で釣りしながら来たよ。」
「えー！何か釣れたの？」
「うん。
ユメカケルって言う深雲魚。
ユメカサゴみたいなやつ。」
「へー！
これから歌うAMNOSの曲名に似ててテンション上がるね！」
「ふふっ。いっぱい釣れたからさ、
相葉ちゃん、あとで捌くの手伝ってよ。
ライブが終わったらみんなで食べよう。」
「うん！食べよう食べよう。」
「さてっと。
雑談はここまでにしてそろそろ行きませんか？」
「ちょっと待ってよニノ！
おれたちまだ着替えてない！」
「相葉さんにはあの呪文があるじゃないですか。」
「えっ！あれ通じるの？
しゃらしゃら〜ぽんっ！って？」
「わっ！通じた！
雅紀サンキュー！って、おいっ！
なんで乳 首が出てるんだよ！」
「ごめんしょーちゃん！
おれの願望が出たみたい。
今度はちゃんとやるよ。
いくよっ！いい？」
「おうっ！」
「しゃらしゃら〜〜ぽんっ！」
「おおお！サンキュー！
って！今度は雅紀の乳 首が出てるぞｗｗ」
「ひゃははっホントだ！」
「昔あったよな〜。」
「あったあった。」
「実は出したい願望があったりして。」
「あるかよっ！」
「「「「「はははははっｗｗ」」」」」
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作者名：わか
| 作成日時：2022年9月30日 9時
