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diving deeper ページ4
「残念とか言うな。
俺は後悔なんてしてねぇし
最上階とか言われても
そこにどれほどの価値があるのかわかんねぇ。
故に最上階とやらに何も魅力を感じてねぇよ。」
「最上階とは神が住む場所です。
自分や周りを偽って
自慰に及ぶような人間は神になれません。
変わらなければあなたは
神へと生まれ変わる機会を逃すのですよ。」
「神？俺が？はははっ。
そんな大層なもんになりたいとは思わないよ。」
「いいえ。
神になっていただかなければならないお方です。
早く嘘を清算して
最上階へ行ってもらわなければ困ります。」
「嘘を清算って・・。
それが一番いいと思ってしてきたことを
否定しないでくれ。」
「自慰が一番いいと？
あなたが彼を思って放った精に
人類の宝となるDNAが何度ダメになったことか。
あんなに何度も何度も自慰なんてするから。
ああ、勿体ない。」
「・・・///
自慰自慰ってうるせぇんだよジジイ！」
「ジ、ジジイ？！
なんと失礼な！
自分が若返ったからって私をジジイ扱いですか！」
若返った？
え？！本当だ！
手の甲に皺がない！
「その口の悪さ。
満たされない者の証ですね。
さあ、己を見つめ直し
やり直して来なさい。」
「やり直す？どうやって？
へっ？！
う、うわぁぁぁーーーーーー！！！」
底のない落とし穴に落ちる感覚。
もしかして地獄で反省しろってこと？
「それだけはご勘弁をぉぉぉーー！！」
「うおおおおおおーーーーーーーー！！」
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作者名：わか
| 作成日時：2022年9月30日 9時
