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stay alive ページ13
店で向かい合ってる今も
「まずはビールだよね！
あとは何頼もうか。」
伏し目がちにメニューを見てるこのアングル！
すげえ！すげえよ！！
最高にきれいでテンション爆上がり！！！
なんだけどさ。
「雅紀、もう調子はいいのか？」
平然と会話するなんて慣れっこ。だって。
「おれにも調子聞いてくれるんだ。くふっ。」
こんなにも幸せそうに微笑む顔を
曇らせることは絶対にできないからな・・・・。
「雅紀、調子はどうだ？って？」
「そうそうｗコンサートみたいにｗｗ」
「茶化すなよ。マジで心配してんの、俺は。」
「もちろん大丈夫だよ。
毎年恒例の年末年始に熱出すってやつだったから。」
「そうだったとしてもだ。
いつだっておまえは頑張り過ぎるから心配なんだよ。
こんなご時世じゃなければ
熱があるって言わなかっただろ。」
「くふっ。そうかも。」
「だろ？今日もさ、
俺はVTRを見て血の気が引いたよ。
俺の番組だから無理したんじゃないかって。」
「あー、フルマラソンに挑戦ね。
悔しいよ、おれは。
ルームランナーじゃなかったらもっといけてたもん。
今度はちゃんと挑戦したい。」
「こらっ。話をすり替えるな。」
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作者名：わか
| 作成日時：2022年9月30日 9時
