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stay alive ページ14
「くふふっ。大丈夫だよ。
無理なんてしてないから。
それにさ、
収録の時も言ったけど
しょーちゃんも番組で挑戦したじゃん。
年末にバク転。
休止直前でさ、
コンサートの準備とか
番組収録でものすごく忙しかったのに。
おれはマジで感動したんだ。
だからおれも
しょーちゃんの足元にも及ばないけど頑張りたかったんだ。」
「いや、俺の頑張りよりすげえよ。」
「何言ってるんだよ。
しょーちゃんの方がすごいって。」
「いやいや、雅紀だって。」
「ううん、絶対しょーちゃんだって。」
「いや、絶対雅紀だって。」
「ぜーったいしょーちゃんだって。」
「ん？これは仲直りのキスの催促か？」
「へ？
なっ！何言ってるんだよ///
カメラがないとこでそんなことしないよ///」
「はははははっ！
カメラがなくてもいけるけどな、俺は。」
目を丸くしてひし形に開く唇。
戸惑う雅紀はマジで可愛い。
でもさ、
俺はからかってなんてないんだ。
これが本心。
だけど、たまに伝える本心は
いつも冗談として捉えられちまう。
「ちょ、ちょっとトイレ！
さっきから我慢してたのに
しょーちゃんが変なこと言うから
漏れそうになってきたじゃん！」
「はははははっ！早く行って来い。
途中で漏らすなよ。」
「もらすかよばかっ！」
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作者名：わか
| 作成日時：2022年9月30日 9時
