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どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
話かけなきゃいけないのは分かってる。
でもいざとなると口が開かない。
『うるさい』 『黙れよ』 『忙しいんだから話しかけないで』
いつの記憶だかわからない昔の記憶の中にある声が脳内で再生される。
M「Aちゃん？大丈夫？」
私が帰らずに静止してるのを見たのか松本先生が話しかけてくれた。
A「え…⁉あ、はい…。すいません。あの、…」
M「ん？」
勇気を出して声に出す。
A「英語の、宿題の、単語知識テキストってなんですか？」
M「あ！！ごめん！渡すの忘れてた！ちょ、コピーしてくるから待ってて！」
少しして松本先生がプリントを渡してくれた。
M「昨日渡そうと思ってたのに〜。ごめんね。」
A「大丈夫です。ありがとうございます。」
M「じゃあまた明日ね。気を付けて帰ってね〜！」
A「はい。さようなら。」
取り敢えず一件落着。かな…？
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作者名：さくら x他1人 | 作成日時：2018年8月22日 15時
