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４ イライラ ページ5
その後、午後の授業でも、泉のイライラは止まなかったし、Aの思考も止まらなかった。
「おやおや？どうしたの、そんなにイライラしちゃって！」
泉に話かけたのは羽風薫だった。
「別に〜？あんたには関係ないでしょ？」
「ふーん…。当ててやろうか？」
睨みつける泉を気にとめず、薫は「ん〜」と唸り、右手を顎に当てた。
「Aちゃんとケンカでもしたのかな？」
「……」
「当たり？よくケンカするね、君たち？」
「…そんなんじゃない」
今回は完全に自分が悪い。だって、相手は何もしていないのだから。
ただ、理由がわからない分、イライラは増す一方だ。
(……ふん、こうなったら、本当にあいつのプロデュースなんか受けないから…)
つい出てしまった言葉でも。
それを本当にしてしまえたら。
(そしたら、今度こそ俺を無視できなくなるでしょ〜…？)
我ながら名案だと思い、思わず口角が上がった。
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水猫桜(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます！瀬名さんのツンデレ具合を上手く表現出来るよう頑張ったので、可愛いと言っていただけてとても嬉しいです！初のあんスタ作品ですが、楽しんでいただけたなら幸いです(*^^*) (2017年8月25日 17時) (
レス) id: 1dfbcfc948 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 瀬名さん！！！可愛すぎかよ！！！完結おめでとうございます！！！ (2017年8月25日 16時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水猫桜 | 作成日時：2016年9月19日 13時
