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「−−そうか…それを聞いて安心した」
Aが安堵した声で言うと、エディは首をかしげた
「何が？」
エディは問いかける
Aは彼の問いに顔をあげて答える
「−−お前を、殺せること」
その時の彼女は、笑っていた
次の瞬間
ザシュ…!
「…！」
「な…！？」
エディの首が、トンデイタ
首がなくなった胴体は血を吹き出して、倒れこんだ
「…お前が、悪いんだ−−知りすぎた」
切ったのはAだった
「−−そうだ、せっかくだから墓に入れてやる…入れやすくしないとな」
そう言ってAは、彼だった胴体に近づき
−−腕を切った
そして次々と四肢を切り離す
その様子をレイチェルは無表情で見つめ、ザックは呆然としていた
Aは作業を終えると、一息をついて二人の方に振り返る
「−−さ、先に行こうか」
返り血がついた顔で微笑む彼女に、ザックは少し恐怖を覚えた
「どうした？行かないのか？」
「…行く」
「…おー」
そうして、Aを先頭に先に進む
−−こりゃ、敵に回さねえほうがいいな
ザックはAの背中を見つめてそう思っていた
先に進むと、真ん中に墓がありそして奥にはエレベーターがあった
スイッチはレイチェルが墓の裏についていたのを見つけ、それを押すとエレベーターが起動した音が聞こえた
「これでここのフロアとおさらばか」
とっとと行くぞとザックがエレベーターに向かおうとすると、それをAが止める
「待て…ここで一旦休憩しよう」
「あ？何でだよ」
「…レイはここまでで疲れているだろうし、そのまま行ったら危険だろ？」
「私は…大丈夫だよ？」
レイチェルは平気だということを告げたが、Aは首をふった
「次がどんなところか分からないし、休めるときは休んだほうがいい」
ね？とレイチェルにいうと彼女は頷いて、壁の方に座り込む
ザックは不満もあったが、渋々休むことにした
二人の様子を見てAは一人元の道を戻ろうとした
「おい、何処行くんだよ」
「…少し、一服しにな
−−一人になりたいんだ」
フ…とザックに笑いかけて、そしてこの場から離れていった
彼女の表情を見て、彼は自信の髪の毛をクシャ…と掴んだ
「だから…無理して笑うんじゃねえよ…！」
何なんだよこのモヤモヤ
アイツのあの顔を見ると、胸の奥がすっきりしねえ
「ああ…！イライラする！」
彼はこの時、自分の中でナニカが芽生え始めていたことをまだ知らない
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黒リンゴ - お、面白いぃぃ！ サクヤ様貴方は神ですかぁぁぁぁ((殴 煩いですね。 すみません！続き待ってます！！ (2016年11月26日 15時) (
レス) id: 7688b32a06 (このIDを非表示/違反報告)
フラン - 続きを・・続きを恵んでください (2015年11月26日 18時) (レス) id: b29f2ef4df (このIDを非表示/違反報告)
サクヤ(プロフ) - 進化★さん» ありがとうございます(*^_^*)Ep.2の方も更新中なので、そちらもよろしくですm(__)m (2015年10月31日 17時) (レス) id: 6a94c13df9 (このIDを非表示/違反報告)
進化★ - マジでメチャクチャ萌えました（＞＜）特に、ザックが抱きしめてくれる所とかは、鼻からケチャップが… (2015年10月31日 17時) (レス) id: a2fedb4541 (このIDを非表示/違反報告)
殺戮の天使最高 - うわぁあああ、メッチャクチャ萌えました( ´:ω:` )２話配信されて全部見て泣いてた気持ちが少し楽になりました(´；ω；｀)素晴らしい作品過ぎて評価の☆無限大につけたいぐらいです… (2015年10月13日 1時) (レス) id: d1320c0929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2015年9月9日 20時
