【ウォルピスカーター】彼との日常【歌い手】

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『、ごめ、うとうとしてた？』




それ聞くってことはしてたんだよなあ




ウォ「お疲れでしょ、今日は早く寝たら？」




本当はまだ一緒に過ごしていたいけどなにより優先なのは彼女が元気でいることだから





ん？寝ないの？って顔を覗き込めば、眠いからだと信じたい。少しだけ目を潤ませて眉間にシワを寄せている




え、僕何か泣かせるようなこと言ってないよね、言った？




『…だって』





ウォ「っ、え？」




『うぉるくんといっしょに過ごせるの、久しぶりだから少しでも長くいたいの、』





その言葉を聞いて誰がやられないでしょうか。





声が出そうになるのを慌てて口元を手で押さえ必死に押し殺す





ウォ「そ、の割にはうとうとしてるけどね？」






なんて意地悪く笑って言えば、僕の言葉は聞こえていたのかいないのか





『うぉるくんといるとね、、落ち着くからかなあ、不思議とね、めっちゃ眠くなっちゃうの…ごめ…』




睡魔には勝てなかったらしく、最後に言った言葉は少し聞こえなかったけど





『っ反則でしょ…その言葉』





寝落ちしてくれて良かったのかもしれない





だってこんなに赤くなっているのなんて絶対に見られたくなかったから





つまり、僕が悩んでいたのとは全く逆で飽きられていたんじゃなく、心を許してくれていだと言うこと





なんだ、僕、ちゃんと信頼されてたんだ






悩んでいた自分がこんなにもバカらしく思えるくらい、はなの一言で一喜一憂させられるんだから





僕の彼女は最強なのかもしれない。






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ま「そらるさん、ウォルピスくんあの後どうなったか聞きました？」




そ「うん。めっちゃ惚気られた」




ま「結局ぼくらが前に経験したのと全く同じ事でしたもんねｗｗｗ」




そ「そうだね〜、男はどう足掻いたって彼女には敵わないって誰しもが身をもって知るんだよ」




ま「とりあえず惚気は少しだけ聞いてあげることにしますｗｗ」





後日こんな会話がまたなされていたことなんて、




浮かれている僕はもちろん知らない。

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