保健室には天使がいる【REBORN】 (ページ16)

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15話ページ16

Aside

朝ポストに昨日の病院へ来るよう指示するメモが入っていた

メモって事は緊急じゃない、あの子の容態は安定してるって事だ

とりあえず私は医療バッグの中身を補充して病院へと向かった

「えーーーーー！！！？小夜も戦うのーーーー！！？！」

「ちげーぞ」

病室に入るなり沢田くんが叫び声をあげた

「一体どういう……」

「10日後、ツナ達が持ってるリングを狙ってボンゴレ最強の独立暗殺部隊ヴァリアーってのがやってくるんだ」

「はぁ……」

「それでツナ達はそいつらを迎え撃つべく修行をつまなきゃならねーんだ」

「なんか読めてきた……」

「お前にはこの病院に常駐してツナ達の手当やメンタルケアをして欲しい」

「常駐？皆の所に行くんじゃなくて？」

「ああ、お前の顔がヴァリアーに割れちまった今うかつに移動はさせられねーんだ」

「私がAについてるわ」

「あの時の！！」

ガラッとドアを開けて入ってきたのはこの前沢田くんに毒物を喰らわせたお姉さんだった

「コイツはビアンキだ」

「よろしくお願いします」

「ヴァリアーはどんな手を使ってでもお前をあっちに引き込もうとしてくるだろうから絶対ビアンキの傍を離れるんじゃねーぞ」

「引き込む………？」

「いいかA、お前はお前が思っている以上に価値のある人物だって事を覚えておけ」

「うーん、ピンと来ないけど分かったよ」

「Aの事頼んだぞ」

リボーンくんはそう言うと沢田くんを連れて出ていった