【美風藍】ボクのパートナー

悩んだ結果 ページ5

どうしよう誰にパートナーをお願いしよう…。


私は自分の寮に帰って一人で考え込んでいた。

ベットの上には事務所から借りてきたパートナー候補の皆さんのCDが散乱している。

私はベットにもたれるようにしてカーペットに座りながら先ほどのCDを聴いていた。


A：どの曲もやっぱりすごいなぁ…。


皆シャイニング事務所のアイドル。やっぱりレベルはとても高かった。

でも初めて会った11人の中から一人選べと言われても困ってしまう。


事務所の方に皆さんのことを教えてもらったところによると

寿先輩、黒崎先輩、美風先輩、カミュ先輩の4人は他の7人より先輩らしく、

もし作曲家として高いレベルに行きたいのであればその4人の誰かとパートナーを組んだ方が良い

と言っていた。

ただその4人は個性豊かなので大変かもしれない、とも言っていた。


でも私としてはもっと高いレベルに行きたいと思っているので…


A：やっぱり先輩方の誰かがいいのかなぁ…。


夜遅くまでCDを聴きながら私のこれからのパートナーを誰にするか悩んでいた。









―――――――――――――――――――――――――――――






翌日、私は事務所に来ていた。

ある人にパートナーをお願いするために。


…引き受けて下さるでしょうか。


不安を抱えながらその人がいるであろう部屋をノックする。



――コンコン――



A：失礼します。


扉を開けると私がパートナーをお願いする人が―――………









美風先輩がいた。

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