【美風藍】ボクのパートナー

愛しい君ー藍side− ページ31

ボクの言葉を聞いたAは…飛び出して行ってしまった。


当然だよね。君はボクの言葉に傷ついたのだから。



でも、そんな自分自身をせせら笑うことも出来ないほど、ボクの「心」は何もない。


空虚な心…とでも言うべきだろうか。







本当は、抱きしめたかった。


「ボクも君が好きだよ。」って、そう言って……


愛しい君のぬくもりを感じたかったんだ。




でも、ボクにそれは出来ない。


許されるわけがないんだ。





だって………僕はロボットだから。


人間である彼女と、一緒になって良いはずがない。





それでも……それでも、Aが好きなんだ。


ロボであるボクが、いつの間にか君に恋をしてしまったんだ。






藍：っ……A…！！




飛び出していったAの姿が頭から離れない。


ボクは、彼女の後を追うように飛び出した。



視界が悪い雨の中、Aを必死に探した。



そんなボクを責めるかのように、雨は激しさを増した。







雨の中に３つの人影が見える。


Aと……翔と那月。



Aは翔に抱き付いていた。


声は聞こえないけれど、きっと泣いている。




ボクが呆然と立ち尽くしている間に、君は行ってしまった。


翔と那月に支えられながら。



ボクは何もすることが出来なかった。



ただ雨の中に立ち尽くしていた。




…君は、ショウやナツキと一緒に居た方が…きっと、幸せになれる……



ボクなんかと居るより…ずっと……






雨は降り止むことなく、ボクを責めたてる。









愛しい君を雨が奪い去ってしまった。









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蒼井君のパーソナルブックを手に入れました(* ´艸｀*)
今日、発売のやつです。
テンション上がってます。
蒼井君のセカンドシングルCDの予約もしてしまいました。
一番高い初回限定盤B。
ついに蒼井君病に感染しました。←
( ;-(ｴ)-)ゞｸﾏｯﾀﾅｧ…

もう、なんだろう…この可愛くてかっこいい生き物は………←
(=ﾟωﾟ)))))な〜〜うぅぅ〜〜〜……。←
　
2014.5.16(金)

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