【美風藍】ボクのパートナー

ぎゅ〜！！ー藍side− ページ17

翔：おっ、藍ーー！！心配したぜ！！


那月：Aちゃん見つかったんですね。良かったです！！







スタジオに戻るなり、翔と那月が駆け寄ってきた。









翔：急に停電が起きたから心配したけど、無事だったんだな。




那月：本当に二人とも無事で良かったです！！それ、ぎゅ〜！！





翔：おい、那月！！待てって…！！









藍：ちょと…ボクはともかく、Aに抱き付かないで。性別を考えて。



ボクはAを両腕で抱えて、那月達から隠すように背を向ける。








…ナツキにAを抱きしめられたくないしね。








A：え？先輩…あの…




翔：いや、お前さ…何つーか…ああ、もういいや。






翔が訝しそうなまなざしで見つめてきたが、特に何も咎められなかった。






那月：え〜、ダメなんですか？藍ちゃんだけずるいですよぉ〜…あっ、じゃあ皆一緒にならいいで すよね？







藍：え…ちょっと…！！




翔：な、おまっ何で俺まで巻き込むんだよっっ！！




A：ひゃっ…！？






那月は誰の返答も待たずにボク達を抱きしめる。







…というか、おさえこむ…(？)の方が正しいかもしれない。

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