蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

ねがてぃぶんぶん ページ20

Aside









だから覚悟(？)はしていたのだがいざ目の当たり

にすると動揺してしまうわけで








それに銀ちゃんには色々と我慢させちゃって

いると思う









あの初めての日からもう1ヶ月半経っているが

あれから1回もそういうのはしていない









さらに言えばあの日､想像以上の痛さに泣きそう

になって銀ちゃんが止めてくれて結局お互い

その.....果てる事なく終わったのだ











銀ちゃんが私を嫌いになったとかじゃないのは

わかっている





むしろ大切にしてくれてるからこそ手を出して

来ないんだと思う






















......いやでも18の子供みたいな身体には興味が

ないとかも有り得なくはない












(あはは...ネガティブAちゃん参上です...)









あぁぁぁ､と小さく嘆き洗面所を出る









襖の前で深呼吸をしてすっと襖を開ける








さすがにしまったのか何処にも見当たらない

さっきのあれ













｢あ､あの全然気にしてないからね！！｣

大丈夫だからね！！！と固い笑顔で言った((









銀｢...おめーなんか勘違いしてるみてぇだけど｣


社長椅子から立ち上がってソファに座る私の

隣に座ってきた







｢いやあれ確信は.....あ､なんでもない｣









口滑ったァァァァ










銀｢あれは依頼で預かってるものなの｣


｢い､らい...？｣







訳が分からんという顔をする私に銀ちゃん

は続ける








銀｢彼女が泊まりに来るから1日だけ預かって
ほしいって依頼なんだよ｣


｢そ､そうなんだ...｣







銀｢んで､かなりのイケメンだったからどんな
趣味してんのか気になって軽く見てただけ｣


｢そ､か...｣












銀｢あとお前もう1つ勘違いしてるだろ｣


｢は...？｣








じとーっと少し不機嫌そうな顔で見てきた












銀｢どうせお前の事だから私じゃ満足できない
とか無理させてるとか考えてんだろ｣




図星を突かれてうっとする



















そんな私を見てやっぱり､と言って腕をこっち

に伸ばし私を抱き寄せた















銀｢あのな､俺はゆっくりそういう段階を踏んで
行きたいわけ､Aに無理させたくねぇの｣




優しい声に安心する




















銀｢それに､あの本見て思ったんだけどよ
全然興奮しなかったんだわ｣


















いやド直球すぎ

甘甘甘甘甘甘あまーーーい！！！！→←返り討ちてきな

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す