【銀魂】沖田くんと彼女さん6

268.カチッ ページ48

Aside


A「(斬られる！)」

そう意識した途端怖くなってぎゅっと目を瞑る。

ジャキンッ


鈍い音とともに斬れたのは私の腕ではなく拘束していた縄だった。

A「えっ..」

どうやら驚いているのは私だけではないようで桐谷もだった。

ボフッ




「..これから愛していくつもり？それは聞きづてなりやせんねェ。」


煙に包まれて出てきたのは私の愛してやまない人。いつの間にか桐谷に刀が向けられている。


A「総悟..」


沖田「俺の女に手ェ出したんだ。容赦しやせん。」


桐谷「はぁ、また邪魔が..」


桐谷はポケットをガサゴソとあさって爆弾のスイッチを取り出す。

A「やめて！！」

桐谷「やめて欲しいなら彼を止めてください。」

A「総悟！このままじゃお姉ちゃんが..」

沖田「構いやせんよ、ソレ押してもらって」

桐谷「後悔しても知らないからな。」

沖田「あんたがねィ。」

A「いやっ！」

カチッ




桐谷「あれ？」

カチカチカチッ

スイッチを押す音は聞こえるけど爆発する気配はない。

沖田「残念でしたねィ。爆弾は解除済みでさァ。」

桐谷「そんな..」

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