【銀魂】沖田くんと彼女さん３

132.いつも通り ページ44

Aside


パチッと目を覚ませば、今度は朝になっている。さっきと違うことと言えば総悟も目を覚ましていて、私のほっぺを指でツンツンしていることくらい。

沖田「おはよう。」

すっごく優しく微笑みながら言う総悟。あれっ？こんなに優しい顔をする人だったけ？

A「おっ、おはよう...ございまぶっ？！」

思わず敬語になっちゃって、しかも話してる途中で、総悟の手でほっぺたを掴まれる。

沖田「ククッ、アホ面だねィ。」

うん、さっきのは気のせいだったみたい。いつも通りドSです。

A「むぅ〜」

でも思っていたより総悟が元気そうでよかった。

沖田「A。」

総悟が起き上がって真剣な顔でこちらを見ている。私もつられて起き上がった。

A「？...どうしたの？」

総悟と話したのはこれからのこと。ミツ姉が亡くなってたぶん真選組の皆は今、しんみりモードになっている。これ以上気を使わせないように私たちはいつも通りでいようと。

もちろん本当は凄く悲しいけど前を向いている姿を見せよう、いつもの真選組でミツ姉を弔おうということになった。

A「あの....今さら聞くのもアレなんだけど...」

沖田「ん？どうしたんでィ。」

A「その、私、昨日あのまま寝ちゃったんだよね？」

沖田「そうでィ、だから俺がここまで運んで来たんでさァ。」

A「えっと....じゃあコレは？」

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