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私は鼻につく独特の匂いで医務室らしき場所にいるとわかった
そして場に似合わなく体を縛り付けられているとことに拘束中かと推測
多分外れてない、それならここは探偵社だ

組合が来て、空から物が落ちてきて、
気が付いていたから結界を張っていたのに
いきなり過ぎて脆かったか

?「起きたか?」

「…国木田さん、ですか」

国木田「俺で悪かったな」

「別に悪いとは思ってませんよ」

そう言って目を開ける
視線を声のする方へ向ければ国木田さんが手帳を片手に此方を見ていた

「眼鏡をかけていないのは新鮮ですね、近眼なんですか?」

国木田「そんなことはどうでもいい」

「そうですね」

手帳を閉じて立ち上がる
私の首元を掴み押し付けられた
このままいけば死ねるかも…なんて

国木田「誰が探偵社を攻撃した」

「組合です」

颯爽と答えた私に驚いた様子を見せる
が、すぐに手を離して眼鏡をかけ直した

国木田「随分と簡単に話すのだな」

「組合には個人的な恨みもありますし、何より私の体に痛みがない…与謝野さんの治療でもしてくれたのでしょう?」

そう言ってにっこりと笑って見せる
国木田さんは怪訝そうな顔をした

国木田「ではマフィアの戦状と今後の作戦を言え」

「お答えできません、『御喋りは最初に死ぬ』姐さんの言葉です」

そういうと国木田さんはわかりやすく青筋を額に浮かべた
高血圧なのかな、この人
国木田さんは手帳から銃を取り出し、銃口を私の額に当てた

国木田「…お前も異能者だろう、何故異能を使わない」

「姐さんもここにいるのでしょう?私が貴方に反撃したと平行に姐さんに手を出されるのは嫌ですから」

それに太宰さんが姐さんのそばにいる時点で分が悪い
此処は大人しくしてるしかないと個人判断をした

「私の事は殺してくれて構いませんよ、どうぞ」

そう言って愛想悪い笑みを浮かべて見せた
国木田さんは舌打ちをして銃をしまう

「…戦争、ですね」

何だか寂しかった
この街がもし消えてしまったら、作戦に失敗してしまったら
もしかしたら、もう皆さんの顔も見れないで死んでしまうのかも

国木田さんは私の顔を見て目を見開く
それから何とも言えないような表情で部屋を出て行った
きっと社長とでも連絡を取るのだろう

悪い方向に考えるのは私の悪い癖だ
そんなこと分かっていても繰り返しそんなことを考えてしまう

私はただ無機質にベッドに体を預けていた

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*憂鬱*(プロフ) - 天さんさん» コメント有難う御座います!面白いなんて言って頂けて光栄です( *´艸`)更新頑張ります!! (2016年12月24日 15時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 最初から全部読みました!!すっごく面白いです!更新頑張ってください!! (2016年12月24日 4時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
*憂鬱*(プロフ) - 白兎@執筆準備期間中さん» コメント有難う御座います!そう言って頂けて幸いです(*´ω`*)更新頑張らせて頂きます!ご贔屓宜しくお願い致しますm(__)m (2016年12月10日 13時) (レス) id: fbd96ddd79 (このIDを非表示/違反報告)
白兎@執筆準備期間中 - 一話から読ませていただきました(*^-^*) とても面白くて夢主ちゃんが可愛くて大好きです! 応援しています、これからも更新頑張って下さい! (2016年12月10日 1時) (レス) id: b4bc07280a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*憂鬱* x他3人 | 作成日時:2016年12月9日 23時

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