私の存在意味【ＨＱ！】６

番外編その１〜文化祭〜７ ページ32

月島「よく食べれるね」

あ「そお？まだ押さえてる方なんだけどなぁ」

まだ何も食べてない私はそこら辺の屋台の物を買い腹を満たす
焼きそば、たこ焼き、クレープ、ポテト、唐揚げ、綿あめ、アメリカンドック、サンドイッチ…
多いかな？そんな事ないよね←

あ「今何時？」

月島「４時、文化祭終わるのって確か５時だよね、その後８時までキャンプファイヤー」

あ「ふーん…夜の学校…」

月島「怖いとか？ｗ」

あ「んなわけっ！てか蛍は何にも食べないの？あ、綿あめ食べる？」

月島「…貰う」

隣で綿あめを食べる蛍、食べ方かわいいな←
私に女子力がないだけなんだけど…なんか虚しい、てか悲しい←
男に、しかも彼氏に女子力で負ける私ってなんなの←

月島「…名前、あそこのクラス行ってみない？」

あ「んん？いいよ？」

そう言って指定されたクラスに並ぶ

あ「興味あるの？『お化け屋敷』」

月島「…ちょっと、ね」(確かお化け屋敷は怖がらないんだよね)←検証したいだけ

結構人気なのかな、並んでるよ
まぁお決まりなんだよねお化け屋敷って
みんな好きだよね、怖がりながらも入りたがるんだよ
人間って怖がったりして、自分が生きてるんだって実感したいらしいよ、人間の心理なんだって

あ「あれ？あれ赤葦さんと木兎さんと木葉じゃない？」

月島「本当だ…赤葦さん忙しそう」

遠くで並んでいるであろう、３人は少し周りから見てかなりカオス
木兎さんが木葉の腕を掴んでギャーギャー騒いでる
木葉は顔を青くして帰りたそうに首を横に振っていて
赤葦さんは二人を落ち着けようと必死だ

あ「カオス」

月島「カオスだね」

私はラインを開いて赤葦さんにコメント
赤葦さんはすぐ気づいたようで、スマホをひらいてすぐにこちらを向いた

月島「助けてあげるんだ、優しいね？」

あ「そう？でもこのままだとやばいでしょ」

私は赤葦さんにいくつか助言と応援の言葉を打ち送信
少しして３人はこちらを向いたかと思うと向かってきた

木兎「へいへいへーい！２人でデートかー？」

木葉「お化け屋敷入ってもなんも効果ねーと思うぞ月島クーン？」

赤葦「ごめんね、邪魔しちゃって…すぐあっち行くから」

月島「赤葦さん頑張ってください」

あ「主に２人のお世話」

赤葦「うん、頑張るよ…」(苦笑

そう言って２人の背中を押しながら奥へ行った

月島「…あ、そろそろ入るよ」

あ「ホントだ、楽しみだね！何がいるかな！」

月島(肝試しとお化け屋敷の対応の差)←

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