知りたい事 ロー ページ42
好きな人の事は、何だって知りたい。1番知りたいのは…
好きな女のタイプ。
ベポにもたれ掛かりながら、本を読む、ローを見つめた。
「何か用か？」
そんな声がして、上を見上げると ローが 隈の目立つ鋭い瞳を、更に鋭くしながら 私を見下ろしていた。
「いやっ、えっとですね〜あはは…」
笑って誤魔化せる訳もなく…
その、こわ〜い 顔は…
『言わねェと…バラすぞ？』と、目が仰っています…
「キャプテンの…」
「あァ？」
「ですから…キャプテンの好きなタイプって」
「あァ？」
「キャプテンの…好きな女性のタイプ…知りたい…なあっ！？なんて思ったり？思わなかった…り？」
「あァ？テメェは…何が言いてェんだ？」
「だから…ローの好きなタイプ…知りたいの」
「はあぁっ…」
露骨に重い溜息ですか！？
「知って どうする？」
「…近づく…努力する…」
「ヘェ…ななし お前も努力なんて言葉知ってるのか？」
ローは、ｸｸｸなんて、喉を鳴らして笑う。
「知ってますよ！」とムキになって言えば。
頭の先から爪の先まで、私をジロジロ眺めるロー
「努力の形跡が見えねェ…」
「失礼な…！」
「何処をどう努力してるんだ？」
「…え？それは…あの〜その〜」
「即答出来ねェのか？やはり、してねェ証拠だ」
ズーン と心が重くなって項垂れると
「おれの好きなタイプ知りたきゃァ…ちょっと着いてこい…」
ローは、俯いていた私の顎を持ち上げると、ニヤリと笑った。
そのまま、ローの後に着いて行く。
つまりあれでしょ？
ナイスバディのお姉さんの写真見せられてさ…
お前には無理だ…とか言うつもりなんでしょ？
ローの後ろ姿睨みながら、そんな事考えた。
ローは、ベッドに腰掛けると私に座れと促す。
彼を見ながら座ると、ローは、私の腰に腕を回してきた
「うぇっ！？」
びっくりして、声を上げると。
「ななしが、おれの好みを知りてェって言ったんだろ？」
と耳に口を寄せ囁く。
そのままベッドに押し倒される。
「いいかァ？おれは…好きな女以外抱かない主義だ…」
そう言いながら、私の着ていたパーカーのファスナーを下ろし
「おれの好きなタイプは、ななし お前に出会ってから、お前しかいねェ」
「おれを忘れられねェように、よ〜くお前の体に刻み込んでやる…」
ニヤッと笑うと、私のはだけた胸元に口唇を寄せた。
「お前の好きなタイプ教えろ」
「ん…ローしか…いないっ」
2015 10,21
チェンジ！ エース リクエスト→←恋の病ナンデス サボ学パロ リクエスト
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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まっちゃ(プロフ) - HoneyWorksさんの曲書いてあってドキドキしました！ (2019年8月21日 12時) (
レス) id: 2891e2616d (このIDを非表示/違反報告)
リクエスト応募者 - リクエストです童話パロでローとか出してください＼(^o^)／お願いします！ (2015年12月9日 18時) (レス) id: e02ef97c53 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ピーチさん» リクエストお願いします！主人公が昔のことを思いだして、(なんでもいいです！)過呼吸になるって感じで！ゾロの少し長いバージョンお願いします！！ (2015年10月27日 23時) (レス) id: 1a87920bd2 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - smileさん» 了解です！ (2015年10月27日 7時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
ピーチ(プロフ) - すずらんさん» そそ尊敬だなんてっ！私には勿体ない言葉ですっ！いつも励みになる言葉ありがとうございます！ (2015年10月27日 7時) (レス) id: bcab0daf4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチ | 作成日時：2015年10月8日 15時
