その笑顔……３０ ページ31
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「いつもどこに行ってるのかと思えば、まさかAの所とはなあ」
『ココさん、お仕事お疲れ様です！食堂で会うのは初めてですね！』
「……食堂で会うの、は？」
そう言えば、ココちゃんは昼食を食べて行くんでしょうか。大食らいなココちゃんが食べるとなると残りのカレーの量を確認しておきたいです、足りない可能性もあるので！
それにしても、ココちゃんと鶴蝶さんは随分仲が良さげなのですが……もしかしてココちゃんも役職持ちの偉い方なんですか？
もしそうなのであれば、出会った時の自己紹介の時点で教えて欲しかったです。切実に。
何となく、お二人の背後へと視線を向ければ緊張の面持ちをした皆さんが居心地悪そうに食事をしてまして。
一番手前に座っていた男性の方と視線が合う。
�狒徳蠅里覆い茲Δ法���
口パクで伝えられたその言葉は鶴蝶さんや望月さんに初めて会った時にも言われた言葉で。
そのお陰でココちゃんは梵天の幹部と呼ばれる立場の偉い人だと確信。ハイ、露木Aは粗相がないように十分に注意することを誓います。
すでに手遅れな気もしますが！絶対にココちゃんなんて呼ばないように注意しなきゃ……。
「A、俺もカレー食べたいんだけど、ある？」
自分が食べる量を自覚しているココちゃんが少しだけ不安そうに問い掛ける声で意識を二人へと戻す。
お昼がまだだと言うココちゃん。
ココちゃんが空腹なのは許せないので、是非ともお腹いっぱい食べてもらいたい！
⎯⎯の、だけれど。
『ココさんに食べてもらえるの嬉しいです！でも、量が少し不安なのでちょっと確認してきますね！』
「ん、さんきゅ。Aの料理好きだから期待してるわ」
『ふふ、任せてください！』
それはつまり、お腹いっぱい食べたいってことですよね？足りない場合は追加で作って欲しいってことで合ってますよね？？
ココちゃんが食堂に来てくれるなら作る量を調整しないといけないかも。
「おい、ココ。あまりコイツに迷惑掛けるなよ」
『鶴蝶さん、私なら大丈夫ですよ？』
「ま、いつもお願いしてるし。今更迷惑も何も……なあ？それに俺、Aに胃袋掴まれてるから腹いっぱい食えない方がムリ。悪いな、鶴蝶？」
ペロ、と舌を出して心が籠っているのかわかりずらい謝罪を述べたココちゃん。いや、……えっちすぎでは？？
それに対する鶴蝶さんの嫌そうな表情も謎過ぎて……。
鶴蝶さんもココちゃんはタイプじゃない感じですか？？
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瑠璃(プロフ) - 初めまして。とても楽しく読ませていただきました。できれば続編希望します。 (5月18日 22時) (
レス) id: f3335c8e16 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ(プロフ) - 終わったんか🥺 (2023年3月20日 22時) (レス) @page42 id: eb117a410a (このIDを非表示/違反報告)
さくにょ(プロフ) - にじさーん！！オプチャのサツキです。大分前にコメしたことがあるんですが・・ホントに更新楽しみにしてます！お時間ある時でいいのでいつまでも待ってます！ (2023年2月18日 22時) (レス) @page42 id: 075aa05b66 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ほんっとに面白くて最高の作品に出会いました！！続き楽しみです！！ (2023年2月16日 23時) (レス) @page42 id: a500e3a75b (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です大好きです文才が天才すぎます、、良ければお時間ある時に更新お願いします、、完結までついていかせてください、、 (2023年2月11日 17時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじ
| 作成日時：2022年7月28日 0時
