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ページ44

碓井Side





豊臣「めーっちゃええ作戦やん!なあ?みんな!」





上杉「どうだ、伊達。これなら裏切り者もそう簡単に手は出せない。安全に作戦が遂行できるはずだ。」





伊達「…私は何をすれば良い?」





伊達くんも賛同し、特進クラスはまたPBB作戦を再開することになった





みやびさんはすごく努力してこの作戦を考えたのだろう





けど、この作戦は裏切り者の動きによって崩壊する





それは断言できる





みやび「明日午前11時より1回目の対戦を行います。対戦表は今お送りした通りです。」





通知音がして、皆カードフォンを取り出して対戦表を確認した





…この組み合わせ、最悪じゃん





豊臣「もうこんなんあんねや、凄いわみやびちゃん!」





みやび「これを繰り返せば、皆さん確実に家康くんのポイントを上回ることが出来ます。」





豊臣「よっしゃ、みんなで頑張ろうや!」





皆が乗り気になっている中、賛同していないのはこの私だけだろう





ただ皆の盛り上がりに水を差すわけにもいかず、私は黙って対戦表を見つめた















旗印戦開始前、教室で本を読んでいると旗印を提出しに行った酒井と榊原くんが教室に戻ってきた






2人とも笑いながら教室に入って来たところを見ると、相当ご機嫌なのだろう




みやび「旗印提出できました?」





酒井「あぁそれなら、竹中に任せた。」





榊原「あいつがやっとくって言うからさ。」





碓井「は?」





2人の言葉に、思わず声が漏れた





教室にいた全員が私を驚いたように見つめるが、私は気にせず酒井の前に立った





酒井「何だよ、」





碓井「貴方、裏切り者が誰か分かってるわけ?」





酒井「は…?」





私はそれだけ言って教室を出、走って音楽ホールに向かった





やっぱりあの時言ったほうが良かったかしら?





裏切り者に条件を上手く使われる可能性が高いって。





恐らく、裏切り者はあの時一緒に帰ってきた今川くん、真田くん、竹中くん、そして井伊くんの四人。





竹中くんなら、あの条件を利用する策を考え出す事が出来るはず





魔村「旗印が出ました。今から10分以内に音楽ホールの中で相手を倒す、という旗が計5本。」





カードフォンで映像を確認すると、旗印を提出したのはやはり竹中くん。





周りに立てられた旗印は堂々と書き換えられている





なんで、こういう良くない予感は当たるんだろう

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(プロフ) - あんずさん» お待たせしました〜。不定期更新でごめんなさい… (2022年9月5日 5時) (レス) @page35 id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - やった!更新された!いつもありがとうございます (2022年9月3日 21時) (レス) id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 青晴空 さん、今急いで編集しました!ご指摘ありがとうございます (2022年8月27日 15時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)
青晴空(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グたってますよー (2022年8月27日 14時) (レス) id: 06dde910e2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - @さくら さん、ありがとうございます。 (2022年8月27日 14時) (レス) id: 0223b6f8e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年8月26日 18時

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