第162χ ページ32
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3人でガヤガヤと盛り上がり、しばらく経った
斉木くんまだ帰ってこないのかなぁ
やっぱり少し寂しいなぁ……
なんて思っていると、インターホンが鳴った
お母さんが出ると、何やら聞いたことのある声が聞こえてくる
この声は……!
私も玄関に走り、覗き込んだ
「心美ちゃん!!」
「えぇっ?!Aちゃん?!なんでここに?!」
「お父さんお母さんとクリスマスパーティーしてたの!」
「よー2号も来てたんか!」
「みんなで遊びに来たんだが……斉木は留守か?」
燃堂くんに海藤くん!
「「…………あれ?」」
お母さんと声がハモった
2人で顔を見合わせ、首を傾げる
「くぅちゃんと一緒じゃないの?」
「お?一緒じゃねぇっすよ。遊びに来たんすよ」
「あら〜そうなの?今くぅちゃんいないのよ〜どこに行ったのかしら?」
斉木くん……逃げたな?
「ま、もうすぐで帰ってくると思うから上がって〜」
「「「お邪魔しまーす」」」
4人で斉木くんの部屋に行き、それぞれ座った
勝手に斉木くんの部屋に入っちゃったけどいいのかな……
「それにしてもAちゃん、お母さんと仲いいのね!」
「私のほんとのお父さんとお母さんみたいな人達だからね、私も嬉しいんだ」
「だから良くここで会うのか……!まぁ家も隣だしな」
「そうそう!」
なんて話してると、トイレに行きたくなって借りることにした
斉木くんまだかなぁ〜
トイレを出て、ハンカチで手を拭きポケットに戻す
視線を前に向けた瞬間、斉木くんがフッと目の前に現れた
「ぎゃああああっ!!!」
《Gを見たような反応やめろ》
「ちっ、近すぎてびっくりした……」
なんて驚いているのも気にせず、斉木くんは部屋のドアを開けた
「どうしたAさん!大丈夫か…………って帰ってきたのか斉木」
「おう相棒!メリクリス!」
「Aちゃんどうかしたの……?斉木くん勝手に上がっちゃってごめんね」
「みんなさっき来たよ……って……」
斉木くん顔死んでる……!!
「いやぁ〜ケーキもらったから相棒に食わしてやろうと思ってよ〜」
「俺は散歩中にコイツに遭遇してな」
「私も色々あってご一緒させて貰ったの!」
「私は……知ってるしょ?」
「つーかコレグチャグチャじゃねぇか!」
ほんとだ、ケーキグチャグチャだ……
「ほんとだ〜でも食べられるよ〜」
「よーしパーティーの始まりだ!!」
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まつり(プロフ) - 点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。さん» 読んで下さってありがとうございます!糧になりますー(*´˘`*)頑張ります!! (2021年4月23日 6時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
点P撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者。(プロフ) - 更新頑張って下さい!! (2021年4月23日 0時) (レス) id: 162be80354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつり | 作成日時:2021年3月5日 9時