47 ~牛沢~ ページ48
簡単に部屋を掃除しながら
Aに貸せそうな服を探す
貸せそうな服っていったって
勿論男物しかねぇし…
ジャージのズボン、最近着ていない半袖シャツ、
厚手のパーカーそれにタオルを置きに
軽くノックをする
返事はないしまだAは風呂場だろうか
そっと入ってすぐに戻ろうとすると
『牛沢さん
あの、本当にありがとうございます』
牛「…おう」
いつもなら仕事帰りは
ビールなんか飲みながら編集作業をやるが
今日はそんなの買う余裕もなかったしな
ストックの動画をあげておく
『お風呂、お先に頂きました
ありがとうございます』
身長はさほど変わらないが
やはり男女の差だろうか
パーカーは少し大きいようだ
牛「あぁ、ちゃんも暖まったか?」
『はい、お陰さまで
タオルから服まで、ありがとうございます』
牛「そうか、はい」
『…え?』
差し出されたホットミルクと
ひと欠片ョコレートに
戸惑いを隠せないA
牛「なんか、睡眠の質がよくなるってやってた
テレビで」
『…へー、そうなんですか
はじめて知りました
なんか、意外ですね
牛沢さんがこういうの』
牛「女子みたいってか?
まぁ、どうせビール飲んだりするから
続かないんだけどな」
「在庫減らす手伝いだと思ってくれ」と俺は無理矢理にそれらを渡す
牛「んじゃあ、俺も風呂はいってくるわ」
『…あ、はい、ありがとうございます』
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またまた更新が止まりました作者です
要はリアルでのイベント事がありまして
これからも頑張ります
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作者名:渡下 | 作成日時:2018年9月4日 17時