4【疑心する】 ページ5
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Aはゴホン、と一息着き明日人に問う。
「…こんな物、でしょうか?」
「いやいやいやいや、違うって!今のただの暴言でしょ!?」
「もうちょっと優しく、控えめにして。」
「…わぁあぁあああ…さっきは暴言吐いて本当にすみませんでした…!!私みたいなクズが皆さんに暴言を吐く何て…本当にごめんなさい!何でもします…何でもしますからさっきの無礼を許し…」
「それも違う!と言うか皆さんも息を飲まないで下さい!」
明日人はジャパンのメンバーからAを隠す様に立った。
「…Aさん、絶対さっきから遊んでるよね。」
「すっごい樮笑んでましたしね…」
「…何を考えているんでしょうか。」
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翌日。
朝食の時間と思い、野坂と西蔭が食堂に向かっていると、一星が焦った様子で走ってきた。
「の、野坂さん…っ!!」
「!…どうしたんだい一星君。」
「こ、これ…!!」
一星は自分のパソコンの画面を野坂と西蔭に見せた。
野坂は普段滅多に崩さない表情を僅かに崩して画面を見つめた。
『イナズマジャパンの裏事情、本邦初公開!!』
『吉良ヒロト、家族への思いについて。』
『ジャパンへの新メンバー加入、不穏な空気?』
「……これ、」
「…こんな事が出来るのは、あの人しか居ませんね。」
「西蔭、君は皆が混乱しない様に動いて。一星君は出来るならこの記事を消しておいて。」
「そ、それが…この記事はこのイナズマジャパン内にしか閲覧出来ない様にされていて…世界には流れていない様です。」
「!…それは……
…僕はAさんの部屋に行ってくる。
一星君も、一応この記事を消しておいて。西蔭も宜しくね。」
「はい。」
「分かりました!」
野坂は一人、Aの部屋へ歩く。
「(…もし、彼女がオリオンの使途などであれば…)
…Aさん、入りますよ。」
返事が無い。
野坂は悪いと思いつつ、無断でAの部屋に入った。
「ぐーー……すぴー…」
「?…寝てる…?」
普段は無表情に近い顔だが、歳相応の寝顔のA。
野坂はつい見とれた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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Setsuki.(プロフ) - ice.11さん» いえいえ 笑 (2019年7月13日 12時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
ice.11(プロフ) - Setsuki.さん» 初めて知りましたw何気に面白い知識、ありがとうございます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 14dbba7e04 (このIDを非表示/違反報告)
Setsuki.(プロフ) - どーもっ!← 度々失礼します!Setsuki.です!プリキュアって、変身にすごく時間かかっているように見えて物凄い速さで変身してるらしいです 笑 (2019年7月11日 18時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ice.11 | 作成日時:2019年7月3日 23時