デッドオブゲーム【未完】

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Aside



赤司君からいろいろと質問を受けた。
バスケ部がどうとか知り合いがどうとか。
そこから推測するに、ここメンバーはバスケ部関係者なのだろう。
聞きたい事はたくさんあるが、まずは順に話そうって事になってまずは彼らの話から聞かせてもらった。
説明するのはやっぱり赤司君で、君本当に高1？なんて疑いの目を向けながら話に耳を傾けた。



彼らはこの世界(ゲーム)に来る前はバスケの大きな大会(WC〔ウィンターカップ〕)に出ていて、優勝したのは黒子君のいる学校だとか。
黒子君が誰かなのかは後で知るとしよう。



そこから、優勝にあたりインタビューや写真撮影なんかでいろいろ時間が過ぎ、その日試合に出てた誠凛、洛山、海常、秀徳という学校は少し遅い時間に選手控え室へ移動。
それ以外の試合観戦していた桐皇、陽泉、霧崎は会場を出てそれぞれ帰宅途中であったり、ホテルへと向かう途中だったそうだ。



そんな時に突然、いつの間にかこの世界で目を覚ました。
睡魔に襲われ眠った、という記憶もなく、ただ本当にいつの間にか寝ていて、気づけばそこにいた。
何が起きたか自分でもわからない状況だったそうだ。


貴『世の中不思議なことがあるんだね…。てかみんなバスケ部か〜。いいね、青春って感じで。よし、次は私が話す番だね』


私はここ(講堂)に来るまでの経緯について話した。



私は大学からの帰り、随分遅い時間帯でコンビニに寄った後、突然とても眩しい光に目が眩んで気づいたら真っ暗なところにいた。
それがこの世界の霊安室。
そこで私のものじゃない端末と【手術室】とタグの付いた鍵を拾ったわけだ。



端末には私の名前が登録されてて、トップ画面には【参加者】【個人ミッション】【協力ミッション】の3つのカテゴリーがあった。
と、端末を触りながら話してたので今気づいたけど、参加者に私の名前が入ってた。



参加者リスト
黒子
火神
伊月
木吉
黄瀬
笠松
森山
青峰
今吉
桜井
緑間
高尾
宮地
紫原
氷室
福井
赤司
葉山
実渕
黛
花宮
原
古橋
周防


24/24


参加者は全員で24人もいるんだ…。
私の知り合いは参加してないようでちょっと安心した。
素直には喜べないけど。



まあ、話を戻すとして、端末に個人ミッションが入ってて【講堂へ向かえ】って書いてたからここへ来た。
もちろん真っ直ぐここまで来たわけでなく、いろいろ調べ回ってみてからこの講堂へ来たのだが、残念な事にこの病院の外へは出れないようだ。

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