検索窓
今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:17,412 hit

28 ずいぶん怪しい雰囲気で ページ29

事務所を出てレッスン室へと向かう
別に着いてきたところですることもないだろうけど、何故か着いて来る

茨「何故着いて来るのですか?」

『着いていかない理由がありませんので』

そりゃあそうなのだが
別にバラバラで行動しても構わないし、なんなら他のアイドルと交流していても構わない

茨「貴方って面倒くさいですね」

『・・・私は七種さまの使用人ですから』

茨「どういう意味ですかそれ」


いや今さらっとディスられたような

茨「今のはちょっと雇用主に対しての言葉では無いんじゃないでしょうかねえ!?あれ?」

隣を歩いていたはずなのにいなくなっていた
少し後ろで誰かと会話している

茨「やあやあ!お話はまだ終わってないんですが!」

『七種さま』

彼女と居た人のじとっとした伏せ目がちな瞳が俺を捉えた

茨「あなたは、イリアさん?」

イリア「覚えていたんだな」

心底どうでもいいような口調で言いきる

茨「えぇっと、イリアさんはここに何の用ですか?」

イリア「ここで清掃員のバイトをしている」

茨「秀越学園でも清掃員をしていましたよね?掃除のプロか何かで?」

イリア「そう言う訳ではない。紹介された仕事に勤しんでいるだけだ」

茨「そうですか。それはそれは!いやぁご立派ですな!」

普通にうわべだけでおだてたら凄い顔された

『イリア、あなたはどうしてここに?』

イリア「どういう意味だ?」

『そのままです』

俺が聞いたであろう質問をまた問う彼女

『まだ諦めてないんですか?』

イリア「お前らに任せておけと?任せられない。そして、これは俺の問題だ。誰も首を突っ込ませない」

茨「いや〜、イリアさんは随分博識とお見受けしました!では自分達はこれで、お仕事頑張ってくださいませ〜!」

彼女の腕を無理やり引っ張ってその場を立ち去る
その事について何も触れない二人
黙って見送り、黙って引っ張られてる

曲がり角を曲がって少しして

茨「別にイリアさんが何をしてようと自分には関係ありません。Edenが、コズプロの地位が脅かされなければそれ以外の事はさほどどうでもいいですから」

『はい』

茨「ですが、仮にも貴方は自分に関係ある人間です。そんな貴方がイリアさんに構っていてぼろが出たとして、コズプロに迷惑をかけたらどうしてくれますか?」

彼女は顔色一つ変えない

『七種さまに迷惑がかからないように、精進致します』

茨「あ、いや。まぁ、気をつけて下さい」

絶対言いたい事伝わってないだろうな

29 って思ったそばから→←27 悔しいけれど事実


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほたる | 作成日時:2020年8月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。