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「翔くん、ごめんね。
なんかすごい重い話だったよね?
今日はせっかくのクリスマスなのに・・・」

「そんなことないよ。
俺は逆にいろいろ話してくれてありがとう、って思ってるよ」

「それなら良かった」

智くんは、ほっと一安心といった表情で、カフェラテを飲み干した。




「そろそろ、仕事に行かないと」

智くんが時計を見ながら言った。


ついつい話し込んでしまった俺たちは時間も忘れて長居をしてしまった。


「すっかり長居しちゃったねえ。
じゃあ店まで送るよ」

「別にいいよお!女じゃあるまいし」

「えーーーっ!そんなこと言うなよ!
今日は寒いんだからさあ!!」

「翔くんがいようがいまいが寒いのは変わらないと思うんだけどな・・・。
でもまあ・・・いいか。じゃあお願い」

「よし!そうこなくっちゃ」

智くんは、ふふっと笑った。




「でもさあ、意外だったよ」


カフェを出てバーへ向かう道すがら。
もう外はすっかり暗くて、キラキラ輝くイルミネーションとどこからか聞こえるクリスマスソングにほんの少し心が躍る。


「何が?」

「だって十年ぶりに会った智くんがバーテンダーやってんだもん。
昔、よく絵を描いてたから俺はてっきりそっち方面の職に就いたのかと思ってたよ」

「もう絵は描いてないよ。
あれはあくまで単なる趣味だから。
ただ子どもの時に好きで描いてただけ」

「じゃあ、どうして今の仕事を?」

「俺、高校卒業してからホテルに就職したんだ。
宴会部に配属になったからパーティーとか披露宴の接客を担当しててね。
時々バーカウンターのヘルプもやってて、それが思いのほか楽しくて」

「それで転職したってこと?」

「うん。
たまたまバーテンダーの仕事が面白そうだって話を東山先生にしたら今の店を紹介してくれたんだよ。
先生はあそこの常連で、オーナーとも懇意にしてたから。
そんなに意外だった?」

「意外も意外!
でもカクテルをステアしてる智くん、カッコよかったなあ・・・」

思わずポロッと本音が出てしまった。

「そう?ありがとう」

智くんは、恥ずかしそうに目を伏せた。



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なつ(プロフ) - 青奈さん» 青奈さん!Mステ私もリピしまくってる。もう感動する( ;∀;)これは永久保存版にしなくては!次章では具体的にあの日のことを語ります。お楽しみに!あー今からまたリピしようかな~☆ (2015年10月28日 21時) (レス) id: 758e137704 (このIDを非表示/違反報告)
青奈(プロフ) - なつさん☆こんばんは!遅くなってしまいました(>_<) 放火の原因が成績?!他にも何かあるのかしら?引き続き智くんが何を語るのか楽しみです☆ 次回はもう新章ですかぁ?わっ!早い(*^^*) 楽しみにしてるね☆ 私はMステのリピが止まらず全ての思考がストップ(笑) (2015年10月27日 21時) (レス) id: ce0fe14fe4 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - しるひさん» 「夫婦みたい」発言は次章にも響いてくるので、ご期待ください!これから智を巡ってにのみーと翔さんの熾烈な戦いが始まるので、お見逃しなく! (2015年10月27日 11時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - ろざさん» ああ、あのサブタイトルはお分かりの通り、ふざけて付けてるよ♪ずっとシリアスな内容が続くと気が滅入るから。だから軽く流しちゃってください!!次章もよろしくです☆ (2015年10月27日 11時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - kisaraさん» kisaraさん、嬉しいコメントありがとうございます!とうとう智くんが語り始めちゃいましたよ。次章では相葉君がちょこちょこ出てきそうな感じです。乞うご期待くださいね☆ニノが号泣って、リアルではあまんり想像つきませんよね〜・・・ (2015年10月27日 10時) (レス) id: 27a91629dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつ | 作成日時:2015年10月9日 9時

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