悪童様に愛を謳う

49 ページ50

ガラガラ

A(部屋に着いてしまった！！花宮くんと同じ部屋！同じ空気！ありがとう世界。…よだれ出てきた)

花宮「おい。なにしてんだ」

A「花宮くんと1泊できる幸運を神様に感謝してました！」

花宮「なんだ変態か。」

A「まぁ変態ということは認めましょう！でも、花宮くんが魅力的すぎるのが悪いんです！！花宮くん限定の変態です！」

花宮「…俺限定にしとけよ。他のやつにやったら引かれるからな。」

A「はい！もちろんです！気持ち悪いですもんね！」

花宮(…コイツ。どういう意味かわかってねぇな。)

A「どうかしましたか？？」

花宮「別にどうもしねぇよ。つーか、風呂どうするんだろうな。」

A「今吉先輩が呼びに来るまでたぶん時間ありますよね？なにしましょう…」

花宮「…」

A(ち、沈黙！なにか話さないと！)

花宮「お前。」

A「はい！」

ずいっ

A「！？」

突然花宮が目の前に迫ってきた。

Aは頭が真っ白になる。

花宮「なんで俺の事突然好きになったんだ？そろそろ本当のこと教えてくれてもいいんじゃねぇか？」

A「ち、近いです////」

花宮「顔真っ赤だな？」

A「当たり前です！こんなカッコイイお顔が近くにあってドキドキで死んでしまいます////」

花宮「なら早く答えたほうがいいんじゃねぇか？なんで、心変わりしたんだ？」

A「あ、えっと///」

花宮「答えねぇと顔がどんどん近づいて俺の唇が…」

花宮の指が唇に触れる

花宮「ここにくっついちまうな？それともそうして欲しくて焦らしてんのか？」

A(やばいやばいやばい////バクバクする///)

花宮「ふはっ心臓の音すげぇな。」

A「こ、答えます答えます///心臓もたないです//」

花宮「じゃあ早く答えろよ？あぁそれとも、キスされてぇのか？(ニヤ」

A「それは///」

A(してほしいに決まってるけども！！べつに私年中盛ってない//というかそう思われたくない！！)

花宮「じゃあしてやるよ」

A「///」

ガチャ

花宮「！？」

ガラガラ

今吉「邪魔すんで〜」

A「い、今吉先輩！？なんで」

今吉「んー？なんや自分らこんな明るいうちからイイコトしようとしてたん？」

A「し、してません///」

今吉「えー？ほんまー？でもベッタリくっついてるやんか。あ、もしかしてワシのせいで中断してもうた？すまんなー？」

花宮(コイツ絶対わざとだろ！)

この小説の続きへ→←48

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す