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れっすん3 ページ4

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僕がこの学園に来た理由。


それは、お兄ちゃんにココに転入するように言われたから。

別に、今までもこう言ったものは何度もあったから転入自体はかなり慣れているが。



場所が場所。
男子しか居ないじゃん、この科。



しかも元々声優業をしていた為、声を出したら自分だということがバレる。

ごく普通の学校の普通科ならまだしも、ここはアイドル科。



声を出してバレないわけがない。


しかも顔出しNGってわけじゃなかったから、TVに顔出てるし。


女ってバレたらニュースになって声優人生が終わりを告げる。



それだけはまぁ避けたい。




とりあえず、今はサボれる場所を見つけないと…



今日は天気がいいし、外に出てひなたぼっこでもしようかな。眠たい。




ーピロリン♪


あ、メール…
お兄ちゃんからだ。



お兄ちゃん学校は楽しめそう?


いや、、初日からめちゃくちゃ敵視されましたけど???



なーんて打ったら学校に乗り込んできて暴れそうだからそんなメールは送れないんだけど。



とりあえず平気とだけ打ってメールを返した。



そして、僕は気づくのだった。





「どこだここ…」



前を見ずにメールに夢中になっていた僕は迷子になった。

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作者名:Tiara | 作成日時:2017年6月22日 0時

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