＊鮮 烈 恋 歌【誠凛編】＊

16：かわいそうな悪役 ページ18

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階段で4階に上るまでに約10体の化け物を倒した。



また右から向かってきた影を斬りつける。




蜂をそのまま何十倍にも大きくしたようなその怪物はグロテスクで気持ちが悪い。


怪物なんてみんなそんなモノだが、もう少しマシなのはいないのか、と毎回思う。


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4階に辿り着いて遊技場の方へ向かう、

プール、ビリヤード台、ダーツにボーリング。

様々な遊技が幅広くあるが、全てボロボロになってしまっている。

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「足下、気を付けろよ」

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「分かってるっつーの、こっちのセリフだダアホ」


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木吉といくつか言葉を交わしつつ、時折襲いかかってくる化け物を斬りながら進む。



奥のバーカウンターの後ろ側の扉を開くと、そこから先はセキュリティールームになっている。



長い通路を歩き5つ目の扉へ入った。


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「監視カメラ…あった、パスワードかかってるぞ日向」

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「大丈夫だ、降旗に監視カメラのパスワードは預かってる」


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パスワードを解除してホテル内の全ての監視カメラの映像を起動させる。




1階客室フロアの廊下には伊月とA、

レストランホールの映像には黒子と火神が映っていた。


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ラッキーナンバー

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