【REBORN!】調整役とやらに選ばれました【ヴァリアー編】 (ページ1)

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送り迎えページ1

「雲雀先輩、少し相談してもいいですか？」

「いいよ」

「私が雲雀先輩と付き合ったから色んな人に絡まれるようになってしまって。大体は走って逃げてるんですけど、それでも無理そうな時はお話(・・)することになって少々面倒……と……いい、ますか……」

話している途中で雲雀の機嫌が悪くなったことに気づいたAは言葉尻が萎んでいく。

「あっ！で、でも大体私が１人でいるときだけというか！ツナたちと帰ったり京子ちゃんや花と帰ってる時はあんまりないんです！！だから、その……」

「草壁」

「はい」

「あぁ……」

「これからは毎日送り迎えするから」

「本当ですか？」

前以上に雲雀と深い関係になったことで面倒臭い輩に絡まれることになったのに、どこか嬉しそうにするAを見て雲雀が少し深めに息を吐いた。

「す、すみません……でも雲雀先輩ともっと一緒にいられるって思ったらどうしても嬉しくなっちゃって」

そう言いながらAは勝手に上がる口角を押さえるように両手で頬を包んだ。