三ツ谷くんはデレデレに甘やかしたい

お家デート？ ページ23

三ツ谷side


"A、悪りぃ。今日家でもいいか？ルナマナがAに会いたいってうるさくて"

とメッセージをすれば、

"もちろん！私も久々に会いたかったし！"

と快く受け入れてくれた。



三ツ谷「A、家に来てくれるってよー！」

ルナ「やった！Aちゃん可愛いし優しいし好き！」

マナ「マナも好き！！」

三ツ谷「はいはい、あんまり迷惑かけんじゃねーぞ。」

ルナマナ「「はーい！」」


何して遊ぶ？と、はしゃぐ妹たちを見て、仲良くなってくれてよかったなと思う。



ピンポーン


ルナマナ「「Aちゃんだ！」」

三ツ谷「おーい、走るなー！コケるぞ！」



バタバタと走って出迎えに行く妹たち。



『こんにちは！お久しぶりだね！』

ルナ「こんにちは！Aちゃんだー！」

マナ「何して遊ぶ？何して遊ぶ？？」

『2人とも元気だね〜』



Aをリビングまでグイグイと引っ張ってくる。



三ツ谷「そんな掴まなくても逃げねえって。今日は急にごめんな？」

『んーん！全然！楽しみだったよ！』

三ツ谷「ありがとな。」

マナ「Aちゃん！こっち来てー！」

『はーい！今行くよー！』



こりゃ日が暮れるまで、Aは離してもらえねえなと思いながら、ルナとマナをAに任せて家事をする。

洗濯物を干して、乾いたものを畳んで、部屋の掃除をして…


いや、今日デートだろ！？

なんで俺だけ1人で家事してんだ！？


とりあえず昼飯作るか…。



三ツ谷「昼飯何がいいー？」

ルナマナ「「オムライス！」」

三ツ谷「お前らいつもオムライスしか言わねえな…」

『私も手伝うよ！』

三ツ谷「なら、お願いしようかな？」

マナ「えー、Aちゃん行っちゃうの？」

『ご飯の後また遊ぼうね！』

マナ「わかったー…」

『えらいね〜！』


なんていいながら、マナの頭を撫でるA。



ルナ「ルナも待ってるから撫でて〜！」

『ふふっ、二人とも可愛いな〜』



ルナとマナを両手でぎゅーっと抱きしめながら、2人の頭を撫でるAを見て、相手が妹と分かっていても羨ましくなる。



三ツ谷「こら、昼飯作れねえだろ。」

『じゃあ、二人で待っててね！』


やっとAと2人きりになれたけど、とりあえず昼飯作らねえと…

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